介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

小田原市の生活保護担当らが、「不正受給はクズ」と書いた上着を着ていた件。

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2017年02月02日

 

こんにちは。

今日のテーマは「小田原市生活保護担当らが、不正受給はクズと書いた上着を着ていた件」でお送りします。

この件を耳にされた方も多いと思いますが、これ根が深いです。

 

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 ●不正受給への社会通念上的考え

2日前に上記の記事を書いたのですが、簡単に言えば不正受給は止めろ!と言う内容です。まぁこれ普通の感覚だと思うのです。本当に届かなければならない人に届けばそれでOK、ルール上貰ってはいけない人は、自分で働いて稼ぎなさい!

 

で、特に現場で生活保護関係の仕事をされていて腹がたつと思うんです。長年やってれば「こいつ不正だな」と…ただその時点で証拠がなく書類に不備がなければ通すしかないですからね。公務員も人ですから、腹が立つものは腹が立つんです。

小田原市の件

報道によると、2007年以降生活保護受給者の自立支援を担当する市職員64名が「不正受給はクズ」との意味合いの英文がプリントされたジャンパーを勤務中に来ていて問題になっています。また「HOGO NAMENNA」(保護なめんな)と読めるエンブレムもついているとの事です。

 

冒頭で、根が深いと書いたのは正義感だけでなく過去のある事件が背景にあります。

小田原市では2007年に、生活保護費の支給を打ち切られた男が市職員3人を杖やカッターナイフで負傷させる事件がありました。市によると、当時の生活保護担当職員らが事件後、不正受給を許さないというメッセージを盛り込み、このジャンパーを作ったと言う事らしいです。もちろん、この人たちは税金は使っていません。全部自費!

 

よっぽど、腹が立ったんだろうね^^;

●でも、やってはいけない

気持ちは分かると言ってあげたいけど、そのジャンパーで受給者宅を訪れたケースもあるみたいだから、やっぱりだめ!だってまともな理由で受給している方が、気分を害したり、萎縮する可能性がある。

このブログでずっと言っているけど、もらうべき人は堂々と貰っていいから!そのお金を使って、復活に向けて前向きになってほしいから!

 

まぁ、でも市職員も勇み足って事で許してあげて下さい^^

では、また明日です。

by Oshobu~