介護の道も一歩から 

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がんによる75歳未満の死亡率、10年間で全国平均16%減だが国の目標に届かず。

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2016年12月26日

 

おはようございます。

今日のテーマは「がんによる75歳未満の死亡率、10年間で全国平均16%減だが国の目標に届かず」でお送りします。

 

国立がん研究センターは12/21に2005年からの10年間のがんによる75歳未満の死亡率が減った割合が、全国平均で16%にとどまったと発表しました。

「とどまった」と言う表現になったのは、国家目標が20%だった為です。

 

まぁ、残念は残念ですが16%は減少させているわけで、関係者の努力に敬意を表したいとわたしは考えますね。

【人口動態統計を基に計算】

人口動態統計を基に、全てのがんによる死亡率を計算したところ、2015年は人口10万人当たり78人で、2005年の92人より15.6%減った。

 

【がんの種類による違い】

興味深いのが、がんの種類によってかなり結果に違いが有ることです。

  • 肝臓がんーーーーーーーーー半減
  • 胃がんーーーーーーーーーー35%減
  • 子宮頸がんーーーーーーーー10%減
  • 大腸がんーーーーーーーーー7%減
  • 肺がんーーーーーーーーーー7%減
  • 乳がんーーーーーーーーーー3%増

【我が兵庫県は20%をクリア】

目標の20%をクリアした県は4県

兵庫・奈良・広島・佐賀です。

各県の関係者は良く頑張ってくれましたね。ありがとうございます^^

【今後の取り組み】

がん検診の受診率が低いことと、喫煙の影響が大きい事が課題との事です。

 

二人に一人ががんになる時代と言われて、けっこう経つような気がしますね。

ならない予防と早期発見で、なっても復活出来る世界をみなさんと一緒に目指していきたいと考えます。

 

では、今日はここまで。

by Oshobu~