介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

相模原障がい者施設殺傷事件、その後の検証とこれから④

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2016年10月16日

 

おはようございます。

今日のテーマは「相模原障がい者施設殺傷事件、その後の検証とこれから④」シリーズの続きです。今日からお越しの方はぜひ①からお読みください。

 厚生労働省中間報告まとめ】

厚生労働省の検討チームも、中間報告だから仕方ないかもしれませんが具体的な施策などには触れていません。

  • 措置入院を解除した後の支援の制度化
  • 支援に必要な情報を自治体間で共有する仕組み作り
  • 治療を中断させないための医療体制整備

を提言しています。

こう書いてみて思うのは、この当たり前に見える事が今までなかったんですね。

驚きです。急がねばなりませんね。

【脳性まひの小児科医、熊谷晋一郎さん】

私がこのブログを書いて来た流れは、介護情報を介護者の方にお伝えし始めたところから始まり、勉強しているうちに当たり前の事ですが、物事は繋がっていますので高齢者の社会問題・福祉制度・政治・それに纏わる時事と書く範囲が広がっています。

 

で、相模原の事件を調べているうちに、この方にたどり着きました。

熊谷晋一郎さんです。

熊谷 晋一郎(くまがや しんいちろう、1977年 - )は、日本の小児科医

山口県新南陽市生まれ。新生児仮死後遺症脳性麻痺になり、車椅子から離れられない生活を送っている。小中高と普通学校で統合教育を経験した。山口県立徳山高等学校を経て東京大学医学部卒業後、病院勤務等を経て、現在は東京大学先端科学技術研究センター准教授。

2010年、『リハビリの夜』(医学書院)で第9回新潮ドキュメント賞受賞。

パートナーはアスペルガー症候群の当事者である綾屋紗月で、二人で障害者の立場からの当事者研究を行っている。

ウィキペディアより 

世の中にはすごい人が、いるものです。

例えば、熊谷さんが病院勤務時代に小児科ですから、患者さんが親子で来院する事が多いですよね。で、お子さんとお母さんの前に車椅子に乗った、熊谷先生が現れるわけです。

 

最初は二人とも驚いた表情になり、不安を持った事が先生にも伝わるそうです。

ですが、話しているうちに直ぐ信頼関係が築いていけるとの事…

すごいです。つまり話しているうちに、人となりと医師としての信頼できる能力がある事が親子に伝わると言う事ですよね。

 

ちょっと話が逸れましたね。でもこのエピソードは熊谷さんを知って頂くのに、ぜひ書きたかったのです。今回熊谷さんが、相模原事件について「世界」と言う本に寄稿されたと言う事で興味を持ちました。

【早速取り寄せました】

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率直に、いまの障がい者を取り巻く現状について大変勉強になりましたので、明日はここから続きです。

では、よい日曜日をお過ごし下さい。

by Oshobu~

 

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