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2016年9月21日
(2016.11.20再編集、加筆・訂正)
おはようございます。
昨日、尊厳ある終末期医療を日本医師会が検討に入るとの記事を書きました。
まだの方は昨日の記事から入って下さいね。
で、今日はテーマ「リビング・ウイルと尊厳死、貴方は答えを出せますか?」お送りします。
世の中には色んな不公平があるものですが、人はいずれ死ぬと言う事だけは公平です。
その死を出来るなら、安らかに迎えたいと多くの方が考えるでしょう。
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また、二日前の記事では内科医で作家の、おおたわ史絵さんが考える「人の三つの幸せ」をご紹介しました。その一つは痛みが無い事です。
自分の家族(被介護者)が、医学的には回復の望みがなく、緩和治療が限界に来ているのに「痛さを感じながらの、過度な延命治療」が続いていたらと、想像すると辛いですよね。
【リビング・ウイル】
この言葉、初めて聞くと言う方もいるかもしれませんね。
リビング・ウィル(英語: living will)とは、生前の意思という意味の英語の音訳。生前に行われる尊厳死に対してであれば「尊厳死の権利を主張して、延命治療の打ち切りを希望する」などといった意思表示のこと。またそれを記録した「遺言書」などのこと。インフォームド・コンセントの浸透とともに、このような考え方が広まってきた。ほかに葬儀の方法や、臓器提供の可否などがリビング・ウィルの対象として論じられることが多い。
尊厳死を望む場合であれば死に直面した患者が、自らの意志で延命治療を拒み、死を迎えようとする考え方。その場合に「苦痛を取り除くことを目的とする安楽死に対して、無理な延命措置により患者の尊厳が損なわれるのを避ける」ことが尊厳死の目的である場合もある。
ウィキペディアより
これ大切な事だなと今すごく思っています。
実は母が脳梗塞になり、物を口から食べれなくなった時に胃ろうの手術をするか、このまま静かに死を迎えてもらうか、選ぶように言われすごく迷った事がありました。
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いまだに出した結論が良かったわかりません。
やっぱり本人の意思が分かるのが一番かなと思います。
葬式を家族葬でなるべく少人数でとか、臓器は提供しないとかは聞いていたのですが、延命治療の是非は聞いていませんでした。
「リビング・ウイル」は事前に書面で書いておくことが重要です。
まだまだ、普及していないので医師会では広げていきたいようです。
どうでしょう。このブログを読んだのをきっかけに一度家族で話し合ってみてはいかがでしょうか?
今日はここまで!
by Oshobu~