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2016年8月10日
(2016.11.15再編集、加筆・訂正)
おはようございます。
もう、2週間ほど前になりますかね、パートナーと二人でお寿司を食べに行きました。
今の生活レベルでは、かなり贅沢な夕食になります。
刺身の盛り合わせから始まり、小鉢をつつきお寿司へ流れて行くわけです。当然話も弾むのですが、途中から話がかみ合わない!?
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そう、年金の話です。私がこう言うブログを書いているので、よく介護や高齢者の話をするのですが、年金の話がかみ合わない…しかも難しい制度の事とかレアケースの事なら私も全て知っているわけではありません。
でも、今日かみ合わなかったのは基本中の基本のところでした。
今までは、年金の納付猶予・免除、運用など多角的な面から記事を進めて来たわけですが、根本の「年金とは?」みたいな記事は書いてきませんでした。
しかし、パートナーとの会話をきっかけに、幾人かと話をしてみると意外と年金そのものを理解していない人が多いと感じました。私にとっては盲点でしたね。
今後は機会を見つけて、年金制度の基本的な記事も書いていくつもりです。
前振りが長くなりましたが、今日のテーマは「いまさら聞けない、国民年金と厚生年金の基本のお話」にさせていただきます。
【厚生年金に加入しているって事は国民年金にも加入していると言う事】
もう、ここで「え!?そうなの」って人がいるかもしれません。
国民年金は20歳以上の国民全てが加入します。ですから、加入していない20歳以上の国民は存在しません。(加入しているが、払っていない人は大勢いますが…)
給与明細からは、厚生年金って名目で控除されるので実感がないだけです。
昭和36年4月に国民年金制度の事業がスタート、「国民、皆年金」が導入されました。その後昭和61年4月には、国民年金を全員対象の基礎年金制度に発展させ、各年金制度に国民共通の基礎年金を導入するという「年金制度大改正」が行われ、現在の形になりました。
この当時は各年金制度とは国民年金・厚生年金・共済年金でしたが、平成27年に厚生年金と共済年金は統合しています。
給付の事を書いた方がわかりやすいかもしれません。
国民年金の加入者は、給付は老齢基礎年金だけです。
(障害年金・遺族年金は、別の話とさせていただきます)
別途、任意で国民年金基金に加入していれば、その分が上乗せです。
厚生年金加入者は、老齢基礎年金+老齢厚生年金が支給されます。
別途、任意で厚生年金基金に加入していれば、その分が上乗せです。
ざっくりした言い方になりますが、こと年金に関しては個人で国民年金だけをかけているより、厚生年金をかけているほうが得です。
人生全体の価値観とは違いますから、なんとも言えませんが^^;
明日は数字を入れながら、もっと詳しく書いてみます。
それでは今日はこんな処で。
byおしょぶ~