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2016年6月14日
おはようございます。
今日のテーマは「ジェネリック医薬品のついて考える」にさせて頂きました。
手紙が一通我が家に届きました。差出人は兵庫県後期高齢者医療広域連合です。
内容は、いま処方を受けている薬をジェネリック医薬品に切り替えた場合いくら薬代が軽減できるかと言う試算でした。
【ジェネリック医薬品】
黒柳徹子さんや、桃太郎侍(失礼!)が宣伝していたので、みなさんもなんとなく分かっていると思います。
新薬を作るのは、時間とコストがすごくかかるので一定の期間、開発者に独占製造が認められています。(特許期間)
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で、特許期間が過ぎれば、他のメーカーが主要成分が同一の薬を製造できるようになります。これがジェネリック医薬品です。
【ジェネリック医薬品のメリット】
づばり!安いです。
今回のこの通知は、今年の3月の処方箋を元にされています。
父の場合、いまの薬をジェネリック医薬品に切り替えた場合532円安くなる試算です。
年間で、6,384円ですが、父が1割負担と言うことを考えると、公の医療費57,456円削減出来ます。
で、後期高齢者が1590万人程度いますから、×でいくら削減出来るか考えると大きいですね。
※削減試算平均金額が父の532円ではないし、3割負担の後期高齢者もいますので、あくまでイメージで考えてください。
医療費の高騰が社会問題になっていますから、やらなきゃ!と言うことなのですが…
【ジェネリック医薬品のデメリット】
主成分が同じでも、まったく同じではない場合もある。
有効成分が同じでも、添加物が異なる場合があるので注意が必要。必ず主治医の判断を仰いでください。
気持ちの問題。
こんな話聞いた事ないですか?塩とかメリケン粉でも本人が薬と信じていれば効果がある場合があると。病気の気は気持ちの気です^^
ですから、同じ成分の薬だよと被介護者に説明しても、名前が違う・形状が違う・包装が違う場合もあり、長く服用していれば変更に本人が不安を感じる事は十分理解出来ます。
【今日の結論】
被介護者本人・国の医療費の削減を考えた場合、ジェネリック医薬品を積極採用するべきだが、性急に進める必要はないです。
【分割調剤】
長く服用しているなどで、変更に不安がある方は全処方日数のうち、数日分のみジェネリック医薬品に変更も可能なので、ここら辺りからチャレンジするのもいいですね^^
それでは今日はこんな処で。
byおしょぶ~