介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

出生前診断が過去10年で2.4倍の増加!(国立成育医療研究センターなど)

2018.12.29

 

今日のテーマは「出生前診断が過去10年で2.4倍の増加!(国立成育医療研究センターなど)」でお送りします。

 

これ、難しいテーマなんですよね。わたしの立ち位置は、両親がその検査を望まれて、結果次第で「今回は赤ちゃんをあきらめる」と言う判断をしても、それを支持します…と言う意見です。

 

報道によりますと、出産前に胎児の異常を調べる「出生前診断」が2016年は少なくとも、約7万件行われ2006年と比べて10年間で2.4倍に増えた事が「国立成育医療研究センター」などのチームの調査で分かったとの事です。

 

これ、背景は社会の価値観が変わって「晩婚化」になっていますよね?

晩婚化=高齢妊婦が増える…と言う事です。

 

医学が進んだとは言え、高齢になればなるほど胎児の何らかの異常リスクは上がります。と、言う事で出生前診断が増えています。

 

反対派の方々は…

  • 命の選別につながる

これですね。仰りたい事は分かります。

分かりますが、その後の人生を背負うのは「その両親とお子さん」ですよね。

 

「お腹の子は自分で選択出来ないんだぞ!」と言う方がいるけど…じゃ、後で選択させるんですか?と屁理屈を言いたくなってしまうほど…議論として成立しにくい。

当事者に判断を委ね、当事者が望むなら「専門家」がアドバイスすれば良いと思います。

 

では、また明日です。by Oshobu~

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