介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

身寄りのない生活保護受給者の遺骨をロッカーに長期保存!(千葉県市原市庁舎内)

2018.11,02

 

今日のテーマは「身寄りのない生活保護受給者の遺骨をロッカーに長期保存!(千葉県市原市庁舎内)」でお送りします。

身寄りのない、生活保護受給者が亡くなった場合遺骨の引き取り手が無い…そこまでは分かるのですが、何で庁舎のロッカーに置きっぱなしになるかが分からない。

 

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報道によると、千葉県市原市生活保護受給者や身元が分からない人の遺骨57体を庁舎内のロッカーに保管していた事が分かったそうです。

 

しかも、市民に市原市が指摘されて事が公になりマスコミの取材を受けるハメになったと…市原市厚生労働省に「不適切だった」と報告しています。

 

これね、ちゃんと法律が整備されています。遺体の引き取り手がない生活保護受給者や身元不明者の遺体は生活保護法や墓地埋葬法などで、市区町村が火葬から埋葬まで行うことになっているんですよね。

 

遺骨ですから、火葬はされていますが「埋葬」も市区町村がちゃんとしないといけません。その為用の「合葬墓」もあるはずです。

 

で、一番驚いたのがこうなった原因なんですが、「3カ月ごとに合葬墓に移すことになっていたが、2017年4月に担当者が代わった際に引き継ぎがなされず、庁舎内に保管されたままになっていた」と市原市が言ってるんですが、書類じゃないからね…「遺骨」だからね。それはちょっとないわ~

 

では、また明日です。by Oshobu~

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