介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

鼻呼吸の利点と口呼吸の弊害

2018.06.03

 

今日のテーマは「鼻呼吸の利点と口呼吸の弊害」でお送りします。

「呼吸」生きて行く上での基本中の基本ですね(笑)

 

ひとは通常、唇を閉じて鼻で呼吸をしています。ただ習慣的に口で呼吸をしている方が一定数います。この方、ちょっと健康面で要注意警報です。

 

鼻は空気中の異物を取り除いてくれます。鼻毛でほこりなどの侵入を防ぐ・鼻粘膜の線毛や粘液が細菌やウイルスを吸着する、などの働きがあります。

重ねて、鼻呼吸は空気の通り道が狭い為、ゆっくりと流れる事で空気が体温に近い温度に温められます。鼻水で湿度も高まります。

 

つまり、鼻呼吸によってきれいで温かく、湿度のある空気を取り入れると言うわけです。

 

では口呼吸は?と言うと、大きな通り道で直接吸い込まれるため、鼻呼吸程の異物除去は期待できません。さらに、冷たい乾いた空気が気道に入り、免疫が働かず細菌やウイルスに感染して風邪などにかかりやすくなります。

 

重ねて、口腔内が乾燥しますから唾液の働きも悪くなります。唾液は、口腔内を潤す・運動・発音・嚥下を助け、洗浄・中和・粘膜保護・抗菌作用などの働きもあります。

 

つまり、口呼吸は風邪やインフルエンザに罹りやすくなったり、口腔内の免疫力も落としますから、虫歯・歯周病にも繋がります。

 

風邪は万病のもと!なんていいますね、歯(歯周)の健康は身体全体の健康につながるなんて話もありますよね…あなたお口開いていませんか?^^

では、また明日です。by Oshobu~

スポンサーリンク