介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

介護職のセクハラ経験3割!の現実…

2018.04.29

 

今日のテーマは「介護職のセクハラ経験3割!の現実…」でお送りします。

 

いま世間は偉いさんのセクハラ問題で騒がしいですが、介護職の現場の問題としても浮上してきています。

 

労働組合「日本介護クラフトユニオン」は4月27日、「介護現場で利用者やその家族からセクハラを受けた経験がある」と調査に回答した職員が、29%であったことをプレスリリースしました。

 

これね、この労働組合も言及していますが、分けて考えないといけないです。

  • 利用者の家族のセクハラ
  • 自己判断できる利用者のセクハラ
  • 自己判断が出来ない利用者のセクハラ

この家族のセクハラは論外ですね。現場でも強く対応するべきでしょう。

被介護者の自分で面倒を看きれない部分を診てもらっておいて、現場スタッフにセクハラする精神が理解出来ません。

 

自分で事の良し悪しが判断がつく被介護者については、丁寧に今の時代の感覚を啓もうしていくしかないですね。この方々が若いころはセクハラ発言が普通の発言でしたから、今の時代では通用しない事を教えて差し上げる感覚でしょうか?

 

このユニオンも「認知症の周辺症状などもあり100%の撲滅は難しい」と、言っています。この自己判断が出来ない人の対応は、専門家を含めて別のアプローチを探るしかないですね。

 

さて、セクハラの内容も押さえておきましょう。

  • 不必要に個人的な接触を図る 51%
  • 性的冗談を繰り返す     47%
  • 胸や腰などをじっと見る   26%

セクハラを受けたのは、女性が32%・男性が12%…男性も!?( ゚Д゚)

そのセクハラにより、精神疾患になった介護職が4%います。

 

父にも教育をしていかないと…^^;

では、また明日です。by Oshobu~

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