介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

大杉漣さんを襲った「急性心不全」とは…初期自覚が腹痛から…

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2018.02.22

 

みなさん、大杉漣さんの訃報にはすでに触れていると思います。わたし自身大好きな方でしたので、一ファンとして残念でたまりません。

 

わたしの大杉さんの印象は、嫌いな人が少ない俳優さんだろうな…と言うものです。最近演じられた中では、池井戸潤さん原作の「花咲舞がだまってない」で、主人公の花咲舞のお父さん役が好きでした。まさに名わき役の立ち位置と演技を感じていました。

 

さて、大杉さんは享年66歳と大変お若くで亡くなられたわけですが、マスコミの発表では死因は「急性心不全」となっています。今日のテーマは「大杉漣さんを襲った『急性心不全』とは…初期自覚が腹痛から…」でお送りします。

 

※急性心不全

心不全とは心臓の機能、つまり全身に血液を送り出すポンプの力が低下した状態の総称で、あらゆる臓器を含め全身に必要量の血液を送り出すことができなくなったり、肺や全身に血液が滞るうっ血状態になったりする病態です。 ... 収縮不全は血液を送り出す力の低下した状態ですが、拡張不全は血液が心臓にもどりにくくなった状態です。

https://medicalnote.jp/contents/161102-003-OR

で、この心不全には「慢性」と「急性」があると言う事です。ただお読みいただいたように、総称ですから突き詰めた死因を表しているわけではありませんね。

 

しかし怖いですね。大杉さんは、直前までドラマのロケに参加されていたと言う事ですから、本人の自覚的にも不調は感じていなかったものと思われます。

 

この事が無ければ、大杉さんの実力からしてまだまだ多くの良い作品を残したのは確実で、残念ですしまた我々一般人にも当てはまりますよね。現役で突然なんて…避けたいところですね。もう少し考えていきましょう。

 

大杉さんは、撮影を終えて宿泊先に戻り食事をとっていたところ腹痛を訴え、松重豊さんと関係者らに付き添われて救急病院へ行き、そのまま亡くなられました。松重豊さんで有名なのは「孤独のグルメ」でしょうか…

 

せめてもの救いは家族が最後に間に合っている事と、俳優仲間にも見送られたと言う事でしょうか。

 

さて、この気になる腹痛なのですが、急性心不全の代表的な症状としては、激しい呼吸困難・咳き込み・血痰・胸部痛・圧迫感、脈拍数の増加・動悸・乏尿・腹部膨満・冷や汗・顔面の皮膚蒼白・冷感・浮腫・腹水・全身が酸素不足によるチアノーゼ・意識障害…まさに不調のデパート状態なわけですが、腹痛からは珍しいです。

 

この事により一部、腹部大動脈解離の推測記事も出ています。ただ今伝わっている情報では到底事実はわかりませんが、普段から備えておける事があります。

 

急性心不全の原因として最も多いのは突発的に発症する急性心筋梗塞などの虚血性心疾患なのですが、様々な心臓の基礎疾患が原因の事も多いので自分の状態を知っておく事です。

 

先天性心疾患や慢性心不全の方は、普段の生活に気をつけるのはもちろんですが…

  • 高血圧
  • 不整脈
  • 糖尿病
  • 精神的・肉体的ストレス

などの方も、普段から注意して生活をしましょう。何に注意するのか?

  • 無理な労働・運動
  • 暴飲暴食
  • 風邪(感染症

 等々、心臓と言うか心身に極度の負担がかかる事には注意をしましょう。

※一番注意するべき背景を持った人

平均年齢は70~73歳・男性が60%・既往疾患として高血圧が 50~70%・糖尿病が30%・脂質異常症が25%・心房細 動を40%程度がみとめられた。

 

これは、日本循環器学会の「急性心不全原因ガイドライン」(2011年改訂版)の、過去の疫学的研究から導きだしている、患者背景です。もちろんこれに当てはまる方が、必ず急性心不全になると言う事ではありません。

 

ただ可能性が他の方より高いと考えられますので、注意して生活するにこした事はありません。

 

下記に貼ってあるURLから、日本循環器学会の「急性心不全原因ガイドライン」(2011年改訂版)を見る事が出来ます。

http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2011_izumi_h.pdf

 

では、また明日です。by Oshobu~