介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

【高齢者の入浴】自宅浴槽での溺死、年間5000人突破!特に寒い夜は注意。

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2018.02.03

 

寒い夜に入るお風呂は格別ですね。筆者も大好きで、つい麦焼酎のお湯割りなどを持ち込み(笑)、外とお腹の中から身体を温めるんだ…などとまともそうな事を言うのですが、危ない行為です。もう50歳をまわりましたから自重しないと^^;

 

今日のテーマは「【高齢者の入浴】自宅浴槽での溺死、年間5000人突破!特に寒いよる注意」でお送りします。

 

下記は昨年の1月に書いた記事です。お時間があれば読んで下さい。 

www.xn--u8j9cuc3a1045az8akz4jtu1c6ej.com

 

◆2016年自宅浴槽溺死、5138人

●年代が高齢者中心

入浴中に体調が急変して亡くなる高齢者が増えています。

特に寒さが厳しい、冬の夜に多い傾向で意外と介護不要の「元気な高齢者」に多いのも特徴です。

 

厚生労働省の人口動態統計によりますと、2016年は5138人の方が自宅の浴槽で亡くなっています。

※年齢層

  • 65歳未満ーーー382人
  • 65~79歳ーーー1950人
  • 80歳以上ーーー2806人

ね、ほとんど高齢者ですね^^;

我家も人様の事を言っていられません。実は2016年12月に父がお風呂で倒れて、救急搬送されています。

osyobu-osyobu-3889.hatenadiary.jp

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◆特に12~2月注意! 

東京都健康長寿医療センター研究所が、消防の搬送記録を分析した調査では、12~2月の厳寒期に心肺停止事案が多発しています。

 

冷え込んだ夜に、脱衣場・浴室で裸になることで体表温が急降下して、血圧が急上昇して心筋梗塞脳卒中になります。

 

または、冷たい体で熱い湯に浸かることで、血圧が急降下して浴槽内で失神➡水没➡溺死の流れです。

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◆健康長寿の方の過信が怖い

東京都健康長寿医療センター研究所の前副所長・高橋龍太郎医師のお話が、神戸新聞に載っていましたので、シェアさせていただきます

「怖いのは、特段持病もなく独力で入浴が出来る、健康長寿の方が突然死される事」との事。

※医学的に守って頂きたいのが以下の3つ

  • 脱衣所や浴室を暖める
  • 湯温は41度以下
  • 10分以内に湯からあがる

あと先生は、空調が整っている銭湯・スパ(日帰り)などの活用を提案されています。

 

※もう若くないから、熱いお風呂に肩まで浸かって長い間入っていると、思わぬところで命をおとしますよ!^^;

では、また明日です。by Oshobu~

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