介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

神戸で昨年末に起きた住宅火災「無届ホーム」の可能性濃厚!

2018.1.30

 

今日のテーマは「神戸で昨年末に起きた住宅火災『無届ホーム』の可能性濃厚!」でお送りします。

いやいやあぶない!(;^_^A一歩間違えば、大惨事の可能性です。

 

神戸市中央区で、昨年12月23日に7階建ての集合住宅で、3階の一室から出火し約20平方メートルを焼いた火事がありました。

 

神戸市消防局によりますと、スプリンクラーは作動しましたが、誘導灯はなく防火管理者も選定されていませんでした。

 

この建物は、事実上有料老人ホームと運営されながら、老人福祉法に基づく届けが出されていませんでした。

 

経営者は「福祉施設ではなく、アパートだ。住んでいる人に食事を提供しているだけ」と説明しているそうですが、老人ばかり大勢集めて「食事の提供」をしていれば、老人福祉法で「有料老人ホーム」に該当します。

 

ただね、経営者の話を聞くと…ちょっと理解出来るところがあるんです。

元々は親の代から集合住宅を経営していて、住んでいる人は若かったんです。食事の提供も以前からやっていました。

 

居心地が良いのでしょうか?^^;そのまま高齢化が進んで、現在は高齢者に食事を提供している形に、時の流れと共になったとか…で、途中で法律が変わって「それは、有料老人ホームと言われても…」

 

そんな事があるんですね( ゚Д゚)

経営者は「途中で法律が変わったからと言って、基準に合うように建て替えなんて出来ない。商売をやめろと言うのか…高齢者はどうするんだ」と言っています。

 

これは、法律を盾にするだけでなく、神戸市も知恵を絞って欲しいですね。

では、また明日です。by Oshobu~

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