介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

出生数最小!94万1000人…少子化が想定より早く進んでいる。

2017.12.24

 

今日のテーマは「出生数最小!94万1000人…少子化が想定より早く進んでいる」でお送りします。

少子化は、介護にも年金にも大きな影響がありますので、取り上げたいと思います。

 

2017年に生まれた赤ちゃんの推計(まだ2017年は終わっていませんが…)を、厚生労働省がプレスリリースしました。

現在の形の統計をとりはじめた1899年以降、最低の数字です。少子化が更に進行!厚労省は「主な出産世代である、25~39歳の女性人口が減っているのが大きな要因」と分析しています。

 

政府が掲げている「2025年度末までに合計特殊出生率1.8」の目標達成は、まぁ無理ですね^^;残念だけど、ハッキリ言って…

新たな政策が求められるところです。

 

中央大学山田昌弘教授(家族社会学)の話】

1970年代生まれの団塊ジュニア世代が出産世代ではなくなり、もともと数が少ない平成生まれの人が出生の主力になっている状況で、出生数は今後も最小を更新し続けるであろう。

一方、団塊世代高齢化が進み死亡数は更に増え、人口の自然減は毎年100万人に達すると予想される。若い人の経済状況を良くして、婚姻数を増やすことが不可欠!

※2017.12.23の神戸新聞への先生の寄稿を参考に書き起こし

 

もう、読んでいるだけでため息がでますね^^;今年、推計で40万人人口が減った見通しです。

では、また明日です。

by Oshobu~