介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

男性の7割妻に介護されたい・女性の6割夫に介護されたくない…

2017.12.03

 

今日のテーマは「男性の7割妻に介護されたい・女性の6割夫に介護されたくない…」でお送りします。

ちょっと興味深い調査が出ましたので、みなさんにシャアしたいと思います。

 

全国で有料老人ホーム・高齢者住宅を運営しています「オリックス・リビング」が、11月11日に全国の中高年を対象に調査を行いました。

調査は「介護への理解を深める」目的で、毎年行っており今年で10回目です。今回は40歳代以上男女1238人が回答しています。

 

※配偶者の介護について

男性の67.9%は現状が難しい場合も含め、配偶者に介護されたい気持ちがあるとしています。

一方、女性は61.1%がやむを得ない場合も含め、「介護されたいと思わない」と回答しています。

 

また逆の立場から、男性の82.9%が「配偶者を介護したい」と答えていますが、女性は64.2%にとどまっています。

※介護への不安について

回答者は約半数が介護経験が無い方でした。「家族の介護に不安を感じるか」の問いに「不安を感じる」と「やや不安を感じる」の合計で84.3%に上っています。

現状介護進行形の筆者でさへ、不安だらけですから未経験なら当然でしょう^^;

 

不安を感じる内容について、男性で一番多かったのが「費用面」62.7%・女性「精神的負担」74%でした。

わたしの経験から言うと「精神的負担」が一番キツイです。

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※介護退職について

仕事と介護の両立が「出来ると思う」と答えたのはわずか8.6%・「出来ないと思う」が約60%でした。

う~ん汗、介護退職経験者としては「介護退職」は最後の選択にして欲しいです。社会復帰が大変だから…わたしもまだ道半ば

兄弟・配偶者がいるなら、揉めずに話し合いを重ねて協力しあって「介護退職者」を出さない方がわたしは良いと思います。

 

まぁ、わたしは一人っ子ですし、両親が同時期に介護になったので「介護退職」してしまいましたが、もう少し粘れば良かったと後悔しています。

 

さて、一番最初の衝撃的男女差についてオリックスの広報はこう言っています。

「自身や配偶者の親を含めて、女性の方が介護に直面することが多い分、介護の大変さを理解しており、家族に迷惑をかけたくないと考える人が多いのではないか」…これがオリックスの分析です。

 

う~ん、おれは違うと思うけど…まぁ言わぬが花か^^

では、また明日です。

by Oshobu~