介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

認知症カフェに助成金!(兵庫県・明石市)

 

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カフェ・イメージイラスト


2017.09.27

 

今日のテーマは「認知症カフェに助成金!(兵庫県明石市)」でお送りします。

読者のみなさんは「認知症カフェ」と言うのをご存じですか?

筆者は、名称ぐらいは聞いた事があるけど…程度ですね(苦笑)

 

 

認知症カフェ

筆者は本当に知らないので、正確を期すため引用させて頂きます。

認知症カフェ(にんちしょうかふぇ、Alzheimer Café )は、1997(平成9)年にオランダでオランダアルツハイマー協会(Alzheimer Nederland)と臨床老年心理学者ベレ・ミーセン(Bere Miesen)が協力して始めたものが最初である。その後急速に広まっている。名称は、認知症カフェの他、オレンジカフェ、もの忘れカフェなどの表現もある。認知症カフェは、認知症の当事者やその家族、知人、医療やケアの専門職、そして認知症について気になる人などが気軽に集まり、なごやかな雰囲気のもとで交流を楽しむ場所である。人が足を運びやすい場所に開設され、必要に応じて相談も行う場所である。オランダから始まり、ヨーロッパでは急速に普及し始めた。日本でも、2012年、厚生労働省の新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略、2015年)の中で取り上げられ、2015年12月の段階で全国に600ヵ所開設されていると言われる。それで「オレンジカフェ」というような呼び方をするケースも有る。 

 Wikipedia

確かにね、認知症本人が閉じこもるのもありますが、介護者が1人であまり情報を得ないまま、「閉じこもり介護」している例はけっこう多いと思います。

支援を受ければ、簡単に解決できる内容の事でも情報弱者のため知らないで遠回りをしている…うん。行きやすくて情報交換の出来る場所はありがたいですね。

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カフェ・イメージイラスト

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明石市が助成にのりだします

兵庫県明石市は、この9月から「認知症カフェ」の運営経費の助成を始めます。

厚生労働省の推計(2012年)では、7人に一人が認知症です。

 

これをこのまま明石市に当てはめると、1万人以上の患者がいるとみられます。

カフェを助成することで、引きこもり(介護者・被介護者両方)を防ぐとともに、家族が気軽に専門家に相談出来る場としたい考えです。

◆中学校区に各一か所、目標

現在、兵庫県明石市には市民グループ社会福祉法人などが運営する「認知症カフェ」が4か所あります。

明石市の目標は、全中学校区13にすべて各一か所設ける事が目標との事です。

 

うん。いいですね^^市民グループも動くでしょうが、やはり公共の助けがある方が展開が早いでしょう。

みなさんの自治区はどうでしょうか?明石市は、正直そんなに裕福な市ではありません。逆に言えばだからこそ、先手を打って投資して介護費・医療費の削減に取り組む良い姿勢かも?^^

 

では、また明日です。

by Oshobu~