介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

糖尿病の疑い、初の1000万人突破!(国民健康・栄養調査)

2017.09.23

 

今日のテーマは「糖尿病の疑い、初の1000万人突破!(国民健康・栄養調査)」でお送りします。

厚生労働省は9月21日のプレスリリースで、2016年時点で糖尿病が強く疑われる男女が1000万人に上った事がわかった(国民健康・栄養調査からの推計)

高齢人口増に比例

調査は、2016年10~11月・無作為抽出した約2万4千世帯に実施し、1万世帯あまりから回答を得ています。

血液検査で、血糖状態を示すヘモゴロビンA1cが基準値以上となり「糖尿病が強く疑われる」人は12.1%となり、全国での推計は1000万人です。

※これなんですけど、2002年は740万人・2007年が890万人・2012年が950万人と増え続けているんですね。ただ、予備軍と呼ばれる基準値は超えていないものの、高めの人は2007年の1320万人をピークに今回は1000万人に減っています…

 

うん?と言う事は、「糖尿病を強く疑われる」人と「予備軍」の人を合わせると2000万ですか…^^;なんとかしないとね、ですね。

筆者の記憶違いでなければ、予備軍を入れて2000万人って数字長い間、聞いているような感じで改善されてないのでは?^^;

 

厚生労働省の担当者は「患者増は、糖尿病になる割合が高い高齢者が増えている事が影響していると」と分析しています。

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◆目標は2022年度までに1000万人に抑制

実は厚生労働省の目標は、2022年度までに「糖尿病が強く疑われる」人を1000万人に抑制する事なんです。

て、いま1000万人なのに…

「予備軍」の減少は「メタボリック症候群の対策が進んだため」としています。

 

自覚症状が最初ないだけに、意識の問題です。筆者はつい先日、会社の健康診断でしたが、ヘモグロビンの項目はちゃんとあったので、割とみんな自分の数値は知っていると思います。(会社員は6000万人以上いますから、人口の半分は1年に1回は健康診断実施しているはず…)糖尿病の怖さが、ちゃんと伝わっているか心配です。

 

では、また明日です。

by Oshobu~

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