2017.09.18
今日のテーマは「90歳以上200万人突破!働く65歳以上770万人…総務省発表」でお送りします。
9月17日、総務省は敬老の日を前に高齢者の現状を数字にて、プレスリリース致しました。見ていきましょう^^
●90歳以上200万人突破!
これは、国の人口推計によるものですが9月15日時点で、国内の90歳以上人口が初めて200万人を突破して、206万人となりました。
実は1980年では、90歳以上人口は12万人でした。若い方からすると、1980年てすごく前に感じるかもしれませんが、筆者が17歳の時で十分自分と言うものをもっておりました。
思い出しますと、その頃の90歳は老害なんて悪い言葉で呼ばれたりしないで、縁起の良いありがたい、少し神様や仏様に近い存在でした。
100万人を突破したのが2004年で102万人に到達しています。それからわずか13年で倍増するわけで…すごい勢いです^^;
●働く65歳以上770万人
次は総務省の労働力調査ですが、2016年に仕事に就いていた65歳以上の高齢者は、770万人に達し1年間で38万人増えました。
また、全就業者に占める65歳以上の割合は11.9%となりまして、労働力が不足する中、高齢者が一定の役割を果たしている事が、ハッキリしました。
いやいや、みなさんどう感じられたでしょう。筆者は約12%って多いな~と感じましたね。日本は現状、高齢者の労働力が無いとやっていけませんね^^;
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●国内高齢者3514万人で、総人口の27.7%
再び人口推計に戻りますが、国内の高齢者は前年より57万人増えて3514万人となりました。これは、総人口の27.7%にあたります。
お分かりでしょうが、人数・割合とも過去最高を更新しております。
※ちなみに欧米主要国ですが、イタリア23.0%・ドイツ21.5%・アメリカ15.4%です。
ここからは根拠のある話ではなく、筆者が感じた事ですが先進していて歴史が長い国が、高齢化比率が高い感じですね。
◆60歳以上の6割「自分を高齢者と思わない」
※通販サイト「楽天市場」の調査です。
調査は6月28・29日、孫をもつ60歳以上の男女600人から、インターネットを通じての調査です。9月18日に敬老の日に合わせてプレスリリースがありました。
この調査によると、「自分が高齢だと思うか?」の問いに、「そう思わない」「どちらかと言えばそう思わない」の合計が62.5%でした。
^^良いですね~それぐらいの気持ちで、ドンドン高齢化社会を引っ張っていってほしいですね。今日は敬老の日と言う事で、色んな数字が発表されておりまして、まだまだ注目すべき数字はあるんですが、キリがないので今日はこの辺で…
何につけ、いずれ自分が行く道です。老害なんて言葉が幅を効かすのではなく、長らく税金を納めた方々が、安心して自尊心をもって暮らせる世界がいいですね。
では、また明日です。
by Oshobu~