介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

車いす(半身不随)のお客様に腕の自力だけで、タラップを這い上がらせた航空会社の事案。

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2017.06.28

 

今日のテーマは「車いす(半身不随)のお客様に腕の自力だけで、タラップを這い上がらせた航空会社の事案」でお送りします。

介護・高齢問題とはちょっと違いますが、車いすつながりで書かせて頂きたいと思います。

 

問題になっている会社は格安航空会社(LCC)バニラ・エアです。

会社も事実関係を認め謝罪の形をとっているので、大まかなところは報道の通りだと思います。まず、当事者の方ですが、大阪府豊中市バリアフリー研究所代表、木島英登(ひでとう)さん(44)です。

 

これ、バリアフリー研究所代表と言うお立場の方だから、話が世に出て問われる結果になったのかもしれませんね。言葉は悪いですが、泣き寝入りみたいな形で我慢している方が多いかもしれませんね。

 

まず設備の状況なのですが、関空から奄美空港に向かうと言うルートでジェット機です。関空には搭乗ブリッジがあるが、奄美空港では降機がタラップです。

この時、関空のカウンターでちゃんと説明を受けています。タラップの写真も見せて「歩けない人は乗れない」と説明されています。

※切ない説明ですが、奄美の設備も合わせて現状をご理解いただいて、奄美への旅行はあきらめて頂く立ち位置の運営ですね。これ自体はその会社に体力がないのであれば、一定の理解は出来ます。

 

ただ、木島さんは「同行者の手助けで上り下りする」と主張して旅行に行かれています。今回、同行者が5名いると言う事で、実際奄美空港で降りる時は同行者が車いすごと木島さんを担いで、タラップを下りています。

これで、帰りも乗れれば何の問題も無かったんです。

 

ところが帰りはそうはいかなかったんです。奄美空港バニラ・エアから業務委託されている空港職員から、「往路で車いすを担いで(タラップを)下りたのは(同社の規則)違反だった」と説明されました。

 

さらに「同行者の手伝いのもと、自力で階段昇降をできるなら搭乗できる」との事。

まぁ車いすを担いでの移動は安全上問題があるので、そう言う規定を作っている思いま。

 

でも、同行者は車いすごと担ごうとしたみたいですね。おそらく、憤りを感じたのでしょう。(わかりますね)ただ、これは職員が制止に入りました。

結局、木島さんは階段を背にして17段のタラップの一番下の段に座り、腕の力を使って一段ずつずり上がった。空港職員が「それもだめです」と言ったが、3~4分かけて上り切ったということです。

 

「それもだめです」って…では、どうすれば良かったのでしょう?

同行者の手を借りずに、腕だけで這うようにしてタラップを昇ったのはおそらく木島さんの抗議の声を形にしたのだと思います。

木島さんは今まで158か国訪れているそうです。すごいですね。アクティブな方なのでしょう。それで、こう言っておられます。

施設の整っていない空港だったりしても「歩けないことを理由に搭乗を拒否されることはなかった」と…

 

まず、ルールと運用は違うと言う事を職員の方には頭に入れて欲しいですね。だってもう奄美まで来ていて帰らないといけないのですよ。なら、これは帰らないといけないので今回だけの措置です。と言って、車いすごと担いで乗せて次回から断ればいいのです。(断ること自体、理想ではありませんが)

 

あまりにも、現場の対応が頭が固すぎて残念です。

最後に、バニラ・エア奄美空港でアシストストレッチャー(座った状態で運ぶ担架)を14日から使用し階段昇降機も29日から導入するとしました。

なんだ、出来るんじゃん…ー_ー

 

では、また明日です。

by Oshobu~