介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

無届け有料老人ホーム1207箇所の憂鬱。(ニーズがあるのも事実)

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2017.03.26

 

今日のテーマは「無届け有料老人ホーム1207箇所の憂鬱。(ニーズがあるのも事実)」でお送りします。

昨日ですが、3月21日に厚生労働省がプレスリリースした高齢者虐待の内容を記事にしました。 

www.xn--u8j9cuc3a1045az8akz4jtu1c6ej.com

 ちょっとわたしの時間の関係で書ききれなかったのですが、「無届け老人ホーム」についての数字も発表されていました。

■無届け老人ホーム

「無届け保育園」てあるでしょ!?まぁあれと同じようなもので、完全違法とまで言えないグレーな存在です。

厚生労働省の発表によると、2016年度は全国で1207箇所確認されました。

 

これは対前年度比443箇所減っています。

自治体による、届出指導が進んで減ってきていますので、このまま強化していって欲しいですね^^

■ニーズがあるのも事実

正規の老人ホームは、入所に法律に基づいた制約や順番待ちがあります。

また、何より費用面で有料私立となればかなり高額です。

 

無届けは、低所得者・身寄りなしなどの弱者を受け入れている事実もあるのです。

ただし、無届けですから行政の目が入りません。イコール、入所者が劣悪な生活環境に置かれる可能性・それこそ昨日の記事でかいた虐待も起こりやすいと思います。

 

如何に社会が、高齢者でしかも社会的弱者をセーフティーネットで救えるかが鍵ですね。

 

では、また明日です。

by Oshobu~