2017年01月08日
おはようございます。
今日のテーマは「小規模通所介護施設の新設抑制の動きについて」でお送りします。
通所介護と言うのは「デイサービス」の事です。
この、小規模施設の新規開設を抑えようと言う話です。
背景には、業者がこのサービスに偏ってきていると言う事があります。
【次の通常国会で法案を提出】
厚生労働省は通常国会で、介護保険法の改正案提出でこの問題に対応します。
早ければ、2017年度中にも実施されます。
具体的には、介護業者が小規模通所介護施設の新設を申請した場合で、その市町村にすでに競合する他のサービスがあり、デイサービス施設も市町村の計画を超えている場合、その自治体に拒否出来る権限を与える。
【おいしい所取りの業者】
通所介護だけですと、比較的扱いやすい高齢者のみに対応する事になります。
利益率も15年度平均で6.5%と、他のビジネスと比べても高く新規業者が参入しているのですが、厚労省としては訪問介護や短期宿泊を兼ね備えた、「小規模多機能型居宅介護」の施設や、定期巡回などをしてくれる施設を増やしたい考えです。
※筆者は、賛成の立場です。このビジネスの世界は利益に対する効率だけを重視してやる世界ではないので、福祉の世界でビジネスを考えるなら多少は効率の悪い汗もかいて頂かないといけないと思います。
では、また明日です。
by Oshobu~