介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

相模原障がい者施設殺傷事件、その後の検証とこれから①

f:id:masaru-masaru-3889:20161012151333j:plain

2016年10月13日

 

おはようございます。

今日のテーマは「相模原障がい者施設殺傷事件、その後の検証とこれから①」でお送りします。

 

masaru-masaru-3889.hatenablog.com

あれから、もう二か月以上経つのですね。

 

先ごろ、厚生労働省の「相模原障がい者施設殺傷事件」での自治体や病院の対応について検証する検討チームが中間報告を公表しました。

植松聖容疑者は事件を起こす前に、相模原市長の決定で緊急措置入院をしていました。

【緊急措置入院

緊急措置入院(きんきゅうそちにゅういん)は、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律29条の2に定められている精神障害者の入院形態の1つ。

自傷他害のおそれある精神障害者を強制入院させる措置入院は、強度の人身上の制約を加えるという性質上、2名の精神保健指定医の診察が一致することなど比較的厳格な要件が課されている。しかし、急速を要するが、必ずしも措置入院の手続的要件を満たすことのできない場合に対応するため、精神保健指定医1名の診断で足りる等、要件を比較的緩和したものと位置づけられるのが緊急措置入院である。 こうした簡易化のため、入院期間は72時間に限ることとされている。

 出典:ウィキペディアより

この事件が起きて、すぐ記事を書きました。本来情報が少ないなか、新聞とかテレビではないので、ブログとして書くのならもう少し後でもよかったかな?といまは思っています。

母が植物人間に近い状態で施設に入所中と言う事もあり、感情の入った記事になっているのも今は気になります。今のところ書き換える気はないのですが、今後の事をしっかり見て行き、全体にバランスのとれた記事にしたいと思います。

【検証をするには非常にデリケートな事件】

 植松聖容疑者に責任能力があったのかは、まだ結論が出ていませんが、緊急措置入院が行われたと言う事は、精神障がい者であったとは言えます。

つまり、障がい者障がい者を襲った事案で、事件の検証の仕方・広報の仕方を間違うと、「障がい者は危険」だと言う新たな差別意識を社会に持たせる危険があります。

 

この事件は戦後最悪の殺傷事件で、解明は絶対にしなければなりません。

このブログでも、わたしの考え方に偏らないように今後ちゃんとお伝えしていきます。

しばらく、この事を書きます。

今日はここまで。

by Oshobu~