介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

成年後見制度、自治体代理申請10年で7倍に!埋もれている人がいないか心配。

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2016年10月10日

 

おはようございます。

今日のテーマは「成年後見制度、自治体代理申請10年で7倍に!埋もれている人がいないか心配」でお送りします。

【身寄りのない高齢者増加】 

この度、わたしの地元紙神戸新聞のまとめで認知症や障害などで、判断能力が不十分な人を支援する成年後見制度で、自治体が身寄りの無い高齢者の親族に代わって裁判所に請求したケースが、兵庫県で2015年度過去最多の233件だった事がわかった。

 

これは10年間で約7倍の数字だが、他の自治体でも増えていることは容易に想像できますね。

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最高裁の数字を確認】

成年後見制度が導入された2000年度は、市区町村の申し立ては23件で全申し立て数の0.3%にすぎませんでした。

昨年は5,993件17%になっています。

上で他の自治体も増加を想像できると書きましたが、他の都市部は増加していますが田舎は増えていません。地域の見守りが機能しているためと考えます。

【筆者は埋もれている人が心配】

まぁ、時代の流れもありますからこれはこれで良いと思うのですが、都市部で本当に必要な人が埋もれていないか心配ですね。

自治体の申請が遅れて、心無い人に資産を騙し取られるなど十分考えられますからね。

きめ細かなフォローを求めたいです。

 

皆さんも、元気なうちに被介護者の後見問題、解決しておきましょうね。

では、きょうはここまで!