介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

厚生労働省、認知症不明者見守り強化!市町村単位に限界!

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2016年9月24日

 

おはようございます。

今日のテーマは「厚生労働省認知症不明者見守り強化!市町村単位に限界!」でお送りします。

【基本行政現場は市町村単位】

今回、市町村単位の原則を破って認知症者の広域見守りを打ち出したのには、理由があります。現状、認知症不明者が自宅よりかなり遠くで発見されたり、事故に遭ったりするケースが増えているためです。

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http://www.ac-illust.com/フリーイラスト

 

もはや都道府県が司令塔となりやっていかないと、対応出来なくなっています。

2017年度から都道府県単位での広域見守りを強化するため、約5,600万円の予算概算要求を盛り込みました。

認知症行方不明者】

2015年の警察庁の統計で、認知症・若しくはその疑いで行方不明になった人の数は、12,208人です。

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http://www.ac-illust.com/フリーイラスト

筆者が子供のころ、交通事故死者が1万人を超えており「交通戦争」なんて言葉で表現されていました。しかし、関係者の努力で激減しています。

 

自殺者が3万人を超えた時期もありました。これも関係者の努力で5,000人ほど減っています。とは言え高水準ですので、まだまだ取り組みが必要ですけど…

 

何が言いたいかと言うと、社会が本気で取り組めば無くす事は難しいでしょうが、減らすことは出来ると言う事です。

【国家戦略】

「住み慣れた地域で、自分らしく暮らし続けることの出来る社会」

みなさん、ご存知でしょうか!?この言葉・このキャッチが今、国が国家戦略掲げているものです。実現には高齢者の地域での生活を如何に支えるかが鍵ですね。

 

今日はここまで!

by Oshobu~