介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

被介護者の本当の意味での代諾者になる難しさ

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2016年5月15日

 

おはようございます。 

今日は以前に、また詳しく書きますね、と言いながら書けていなかった事です。

避けていたわけではなく、とても難しく正解のない問題だから、書き出すまでが腰が重いと言うか…

 

母が脳梗塞で入院をして、その後代諾者として結論を迫られた時のお話です。

【代諾権】

何か事が起こり、当事者が何らかの理由で判断ができない場合に、代わりに判断する権利ですね。

私の話の場合、母が高度痴呆症の上に脳梗塞を発症してしまい、今後の治療方針などが本人に判断が出来ないため、息子の私が判断すると言う事です。

 

母が入院して数日後、主治医の先生から呼び出しがかかりました。

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で、先生より病状の説明をしていただきました。

 

母は脳梗塞の後遺症として、喋ることと物を飲み込む力を失いました。

先生は私に二つの選択肢を示し、「あなたが選んでください」と言いました。

 

①このまま治療をしないで天命を待つ

②胃ろうの手術をして、栄養を直接胃に送るようにして延命する

【胃ろう】

 

 

概要

食物や飲料や医薬品などの経口摂取が不可能または困難な患者に対し、人為的に皮膚と胃に瘻孔作成、チューブ留置し、食物や水分や医薬品を流入させ投与するための処置である。 1980年代にアメリカ合衆国において上部消化管内視鏡を用いての内視鏡的胃瘻造設術(PEG)が開発され世界的に普及し広まった。

 

胃瘻に対する問題提起

日本では終末期の認知症や老衰の人にも積極的に胃瘻がつくられるようになった。その多くはいわゆる寝たきりの高齢者である。その現状に対して、日本老年医学会は「高齢者の終末期の医療およびケアに関する立場表明2012」を発表した(2012年1月28日)。そのなかで、「胃瘻造設を含む経管栄養や、気管切開、人工呼吸器装着などの適応は、慎重に検討されるべきである。すなわち、何らかの治療が、患者本人の尊厳を損なったり苦痛を増大させたりする可能性があるときには、治療の差し控えや治療からの撤退も選択肢として考慮する必要がある。」と述べている。

出典:ウィキペディア フリー百科事典

 

いま、胃ろうは大変議論のある治療法です。

この、治療が逆に本人を苦しめる・或いは本人の尊厳を損なうと言う考え方ですね。

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で、私は先生に質問しました。

「このまま生き残ると、言わば植物人間ですか?」←うん。息子だから出来る質問ですね。

先生「正確に言うと植物人間ではありませんが、実際はほぼそう言う状態だと思ってもらってかまいません」と…

 

【一人で決めるには荷が重い】

先生には、考える時間をいただいて私は3人の人に相談しました。

パートナーの女性・従兄弟・親友のY氏です。

 

3人がそれぞれ意見を言ってくれたのですが、見る視点がみんな違いましたね。

それだけ死に対する考え方(生に対する考え方)が違うと言うことですね。

 

※ちょっと長くなってきたのと、私にとって重いテーマなので今日はここまでで続きは明日書かせてください。

 

それでは、みなさん良い日曜日を^^

                                       byおしょぶ~