介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

90歳現役弁護士、湯川久子著「ほどよく距離を置きなさい」を読んで①

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湯川久子著「ほどよく距離を置きなさい」

2018.03.14

 

このシリーズについてとても良い本と出会いましたので、みなさんにシェアしたいと思います。小分けしてシリーズお届けします。中身に触れますが、推理小説で犯人が分かってしまう(笑)とか、サスペンスでどんでん返しがネタバレするとかではありませんので…作者は90歳を迎えてなお現役の弁護士で、九州では初の女性弁護士の湯川久子さんです。

主に人間関係について、後輩の我々に伝授してくれております。書いてある中身が分かればそれで良いと言う本ではありません。お手元に置いて、繰り返し読むことで、きっと心が軽くなると思います。10~20歳代と言うより、30歳代~より読んで頂きたい本とわたしは感じ取りました。なんせ著者は90歳の弁護士です!50歳代のわたしより先輩方々が読んでも大変糧の多いものと思います。

 

◆湯川久子さん

1927年、熊本生まれ。福岡市で弁護士生活を始められたのが、1957年(昭和32年)…て、なんとおじさんブロガーの筆者でさへ生まれておりません。なお、現役の弁護士…はなから勝てる相手ではありません(苦笑)教えを乞うのみ!(笑)

 

九州の第一号女性弁護士として、活躍しながら2人の子供を育て60年を超える( ゚Д゚)弁護士活動で1万件以上の「離婚」「相続」などの人間関係案件を扱ってきています。

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◆プロローグ(はじめに)

湯川さんは民事中心の弁護士さんです。もちろん民事にも、民法民事訴訟法があるわけですが…上の本の写真をご覧ください。

帯にキャッチが書いてありますね。

「人を裁かず、心をほどく」

湯川さん曰く、民事裁判の法は、人を裁くための法ではなく、「ほどく」ための法であると…

 

法で裁く、勝ち・負けが人生の本当の幸せを決める事はありません。勝ったはずの人生が重く苦しいものであったり、負けたはずの人生が軽やかで心地いいものであったりを、湯川さんは多く見て来られました。

◆ほどよく距離を置きなさい

みなさんの中にも、人間関係で苦労をしている方がいると思います。いやいや、人生全体を思えば、全員対象者かも知れません(苦笑)

 

ちょっと、湯川さんが本の冒頭に書いている文を引用しますね。

ほどよく距離があるとき、人は不思議とやさしくなれるものです。

誰かと関わるとき、その対象との距離感をはかりながら、もっと近づきたいと押しすぎたり、自分なんてと引きすぎたり、ときに間違い、修正しながら人間関係を織りなしていく。人生とは、その時々で誰かとのちょうどいい距離を見つける作業の連続です。 

湯川久子著「ほどよく距離を置きなさい」より引用

 

 うん。90年以上生きて来られて職業柄、普通の人より「人間関係」を多く見て来た方が書くと、こう言う表現になるんだな~

 

人間関係のもつれを、糸に例えて距離が近すぎると「絡まった糸の中にいる」のと同じで、解決方法が見えません。ほどよく距離を置く事で、文字通り「解決の糸口」が見える…

 

さて今日は、この本のエッセンスのごく一部を紹介しました。まだまだ書きますのでお楽しみに!では、また明日です。by Oshobu~

 

ほどよく距離を置きなさい

ほどよく距離を置きなさい

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※このシリーズ記事

 

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